RSS

ディスカスの分類って?

ディスカスの分類といっても改良種とかは省いて所謂学名のあるワイルド種の話

ディスカスはアマゾン川の下流よりS. a. axelrodi に分類されるブラウンディスカス
それより上流の中流域に生息するS. a. harardi 所謂ブルーディスカス
そしてそこから分岐するネグロ川に産するSymphysodon discus つまりヘッケル
さらに上流に上り国境を越えてペルーにまでまたがり生息する S. a. aequifasciata
グリーンディスカス つまりこの4種が存在すると一般的にはいわれています
自分が?と思うのはこのなかでブルーディスカスといわれるharardi種について大いに疑問を感じます
特に今回の飼育においてもワイルドF1として家にいるのは全てこのharardi種なのでよけいに書きたくなりました


この中央のディスカスがまさに並ブルーディスカス(ロイヤルではない)の典型の表現だと思います
ディスカスを知らない人からすればこれのどこがブルーディスカスなの?って疑問に思われるでしょうw
しかしこの表現こそがこの地域に存在するブルーディスカスの99%の表現だと思います
残る1%がロイヤルタイプのブルーディスカスでまさに後ろの元気ターコイズのような表現ですが
命名したひとはそういった魚を見てネーミングされたのだと思います

DSCF0006 (580x337)

さてこのアマゾン中流域に産するディスカスは殆どがブラウンディスカスと大差ない表現のディスカスなのだが
ごくまれにロイヤルタイプと呼ばれる美しいホリゾンタルラインを有する個体が存在し これらが改良種の元となったと言われている たった1%の存在の為にブルーディスカスと命名されたわけだが 何故にこんなことになったのだろうか、鍵はこの中流域に流れ込むネグロ川にあると思われる この川には有名なヘッケルディスカスが存在し高い固定率それもほぼ100%の確立でラインタイプの表現を有している 凄い固定率といえこれが確立された種として評価される所以だろう
通常このネグロ川とアマゾン川は合流してもその水質の違いから何キロも下流に行かないと交じり合わないといわれているしかし雨季ともなればそうもいかなくて一面濁流になりごちゃ混ぜになるであろう
この時いくばくかのヘッケルがこの中流域に取り残されその子孫をこの地域のディスカスと交じり合いながら残していくのはごく自然な事とおもわれる
つまりこの地域のブルーディスカスと呼ばれているブラウンディスカスにヘッケルの子孫ないし流ヘッケルが交雑しホリゾンタルラインの美しいディスカスが少数だが毎年産出される そしていくばくかのヘッケルの遺伝子を持ったブラウンディスカスがブルーの面積の多いディスカスになって存在しているのだろうと私は考えています

これは我が家で飼育中のクルアイF1の一匹ですが この頬の点状の紋様はヘッケルの典型的な特徴ヘッケルバーと並ぶものでありますjin7[1] (269x330)


このロイヤルタイプのクルアイは頬にもその名残もありますし全体の雰囲気もどこかでヘッケルの血を感じさせるものがあります
最近ではヘッケルクロスとしてまさにヘッケルの表現をしたロイヤルブルーが数多く日本に輸入されてきています

20121216223634e09[1] (283x326)

かつてヘッケルクロスに情熱をかけてブリーディングされたアワジヤ氏のディスカスにもこのような特徴が色濃く現れていました タンクブリードにも係わらずです
この事からもブルーディスカスというのは分類として存在せず単なるブラウンディスカスの地域変異 それもヘッケルとの自然交雑によるものだと思っています

あくまで私見ですがこのように考えられている方は多いのではないかと思っています。



にほんブログ村
スポンサーサイト
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

   

プロフィール

foo384

Author:foo384
熱帯魚 水草に捕り憑かれて数十年
今後もズボラに細く長く続けていきたいと
思っています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ディスカス&水草

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR